両面宿儺の物語

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古代、飛騨にいたという、両面宿儺

『日本書紀』では、頭の両面に顔があり、四本の手、四本の足をもつ、異形の存在。

その姿は、実際のものか、はたまた、ヤマト王権に対抗した者を矮小化したものか、事実は分かりません。

一方で、地元飛騨地方では、英雄視する向きがあり、悪鬼退治や寺院創建に関わる逸話が残っています。

そんな地域の英雄の存在を知ってもらおうと、クラウドファンディングで資金調達し、制作された漫画がこちら。

両面宿儺を異形の人物とせず、親子二代で地域に貢献した英雄、として描いています。

第一章は、父・ケッショウの話。

若くして、村の外の世界を知り、村を豊かにするために奔走する父。

その息子・タンは、心優しい少年。後に英雄と呼ばれる片鱗はまだありません。

彼ら父子が、飛騨を舞台に、どう成長・活躍し、そして強大なヤマト王権と、いかに対峙していくのか…?というところで終わり。

続きはいつ読めるかな?

飛騨大鍾乳洞の売店で買えます。1,000円。

既刊一巻 飛騨高山両面宿儺委員会(高山市市民活動団体)2022年5月

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