信長の野望 武将風雲録 列伝〜伊達実元

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①稙宗の子。晴宗の弟。亘理元宗(覇王伝から登場)らの兄。成実の父。

②彼が、縁戚である越後守護・上杉定実の養子入りする一件が、「洞の乱」の発端になった。

推進派の父・稙宗と、反対派の兄・晴宗の、近隣を巻き込んだ抗争は、晴宗側が勝利。

稙宗側だった実元は降伏、以後は、晴宗・輝宗・政宗の三代にわたり伊達家を支え続けた。

③伊達家の家紋として有名な「竹に雀」は、実元入嗣の際、越後上杉家から引き出物として、伊達家に贈られた「上杉笹」を起源としている。

「上杉笹」は意匠を変え、実元の子・成実の頃には、のちの宇和島伊達家の「宇和島笹」に近かったという。

この紋は、伊達実元家しか使用できなかったが、のちに伊達宗家に、雀を柿色に変えることで使用を許され、現在の「仙台笹」に変化していった。

伊達家の使用紋は多く、PC98版では「丸に竪三つ引き両」が採用されている。これは、初代・朝宗が源頼朝から、奥州藤原氏征伐の恩賞として拝領したもの。

④子・成実の諱で、上杉定実から拝領した「実」の字を下に持ってきながら継承しているのが面白い。入嗣は成らなかったが、実元のなかに思いが残っていたのだろうか。

ちなみに、「成」は、12代・成宗に前例がある。足利義成(のちの義政)からの偏諱で、上洛して足利将軍家に献物することで、伊達家の実力を全国に示した成宗にあやかったのかもしれない。(主君・藤次郎政宗があやかった、9代・政宗は足利義満の頃の人で、義政とは無関係)

実元の家は、仙台藩一門第二席の亘理伊達家となるが、実元に始まる「実」の字は、歴代当主の諱に度々使用されている。

⑤ゲームでの戦闘64は、実はシナリオ1開始時の伊達家随一。奥州でこれを超えているのは、最上義光78と、蘆名盛氏69だけ。活躍が期待できる。

政治・教養・魅力も十分な能力で、当主・晴宗と同じ相性ときていて、頼り甲斐がある。大切にしよう。

98版 政60/戦64/教60/魅70
スマホ 政62/戦58/教60/魅70

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